クロストリジウム菌

前回の投稿 “混合ワクチン抗体検査” の結果がLINEで送られてきました。全て陽性（抗体を持つ）との事で、今年はワクチン接種の必要はなくホッ(*^^*)です。

抗体検査結果の証明書
今後のお出掛けも安心

ですが・・この抗体検査と同じ日に打った狂犬病の予防接種の次の日から「下痢」です。

なかなか凄まじい下痢が始まりました。

予防接種の翌日、帰宅して玄関を開けると異臭です。嘔吐なのか？下痢なのか？という物体が5カ所ほど点在していて仰天。

次の日は「様子を見る事」に・・

「様子を見る」で思い出す恒例の余談ですが・・うちの子供達がまだ幼い頃に聞いて・なるほどね・・と思ったお話し。

子供が発熱しても慌てて受診する必要なないですよ～！発熱はウイルスや細菌から自分の体を守るために必要な防御反応なので、水分や栄養が摂れるようなら解熱剤を使わずに様子を見てあげてください・・・

うんうん・・これは分かるとして・・

これとは別に、発熱の状況（熱が何日続いたか?上がったり下がったりだったのか?発熱後に発疹が現れた)等・・発熱の状況や経過が大事なのでお子さんが元気ならむやみに解熱剤で熱を下げたり慌てて夜中に受診しなくても大丈夫ですよ・・的な。

今回も様子を見てはいましたが、下痢の頻度も変わらずにゼリー状の血便は続き・・さすがに血便が続くのはマズいかな？病院へ行くとしよう・・

一応 “便” も持参しましたよ。結果は「クロストリジウム菌」による下痢との事でした。

クロストリジウム菌：ほとんどの犬猫の正常な腸管内に存在する菌

体調を崩したり消化の悪い食べ物を与えたりすると、それがきっかけで毒素が大量生産される
それにより腸管内の上皮が破壊されて急性出血性下痢が引き起こされる

抗生物質や下痢止めの処方で改善されるが、再発を繰り返しやすく下痢が悪化する事もあるので注意が必要

Kunikoは、今まで凄まじい下痢とは縁がなかったので、今回はkunuko自身もこの状況にすっかりビビり・・
不謹慎ながら可愛かったです(*^^*)

犬も「粗相」してはいけないと思うようで、限界まで我慢するんですね。
こちらも犬の下痢症状に免疫がなく、ソワソワしている状況に最初は気付かず・・吠えてくれたら分かりやすいけど、なぜか吠えません(笑)

下痢症状のある時に病院に連れて行くのもどうかと思いましたが、連れて行かない訳にもいかず・・
案の定、大変なこっちゃでした(;_;)/~~~

病院の外で待たせてもらいましたが、時々やってくるんですよ・・「ヤバイ！もれちゃう！」からの「猛ダッシュ！」

そして、帰り道、運転している隣で何やらソワソワし始めて、息も荒く半端ない目ヂカラ・・
Kunikoも「もれちゃう！ヤバイ！」と思ったでしょうが、私も「マズい！」と(^^;

すぐには車を脇に停めるような場所もなく、「ちょっと待って！頑張って！もうちょっとだけ待って！耐えて！」を繰り返し、ようやく公園を見つけて間一髪！！間に合いましたよ。下痢ついでに嘔吐もしました。

Kunikoを車から降ろす時は、通信簿でいう「協力性 A」
抱きやすい方向に体を向けて床を足で蹴って一瞬の抱っこに成功！

新聞広告を広げる時間も待ってくれて、”究極の寸止め”
kunikoちゃんお世話かけました(^^;

薬も効き始め、今は元気になりました。10日後にまた検便です。

この病気と予防接種は無関係のようです・・が、抵抗力もなくストレスMAXだったんでしょうかね～
抗生物質：トリブリッセン
下痢止め：ディアバスター錠

やっぱりKunikoにとっては “魔の予防接種” 憂鬱な春の恒例行事です(^^;